料理
ルーローハン
滷肉飯
別名: 肉燥飯 · 魯肉飯 · ló͘-bah-pn̄g · bah-sò-pn̄g · lu rou fan · minced pork rice
白いごはんに醤油煮の豚肉をひとさじかけた、台湾の日常食の代表格です。
どんな料理か
小ぶりの茶碗によそったごはんに、刻むか角切りにした豚肉(多くはバラ肉)を、エシャロットと醤油で黒々と照りが出るまで煮込んでかけます。味の決め手はこの煮汁で、麺や青菜にかけても使われます。南部では北部よりも脂の少ない肉を使う傾向があります。
由来
2011年、ミシュラン・グリーンガイドの台湾版は、一般的な表記「魯肉飯」の「魯」を山東の古い呼び名と読み、この料理を山東発祥と紹介しました。これを受けて台北市政府は、台湾の料理であると記述を改めるようミシュランに求めています。
作り方
豚バラ肉を薄切りのエシャロットと炒め、醤油で煮込みます。砂糖や米酒、こしょうなどの香辛料を加える店もあります。
食べ方
食事どきを選ばず、スープと小皿を一、二品添えるのが定番です。高雄の前金肉燥飯の常連は、両面を焼いて黄身をやわらかく残したアヒルの卵の目玉焼きをのせ、黄身を崩してごはんに絡めます。
高雄では
南部ではこの料理を煮汁の名で呼び、「肉燥飯」(bah-sò-pn̄g)と書きます。南部の品書きにある「滷肉飯」は、煮込んだ豚バラ肉をひと切れごはんにのせたものを指すこともあります。台南の福泰飯桌第三代では、小皿を何枚もトレーに重ねていく食堂スタイルで味わえます。高雄の朝の定番、前金肉燥飯は、カリッと揚げたサバヒーでんぶをのせるのが特徴です。
高雄で食べられる店
前金肉燥飯Cianjin Braised Pork Rice
数十年続く朝ごはんの店で、ルーローハンの上にはカリカリのサバヒーでんぶ。黄身がとろりとしたアヒル卵の目玉焼きを混ぜて食べるのがおすすめです。
橋仔頭黃家肉燥飯Ciao Zai Tou Huang's Braised Pork Rice (Ciaotou)
橋頭で家族が営む屋台で、行列は覚悟しておきたいところ。豚肉を手作業で角切りにして煮込み、ごはんにのせて出します。豚肉のとろみスープやモツを一緒に頼むのが定番です。
弘記肉燥飯舖Hung Chi Rice Shop
巨蛋駅の近くにある気軽なごはん屋で、名物はルーローハン。半熟の目玉焼きをのせ、季節の青菜とスープを添えるのがおすすめです。
柏弘肉燥Bo Home Braised Pork Rice
1969年から夜に店を開けているルーローハンの店で、2020年の高雄のルーローハン・コンテストで優勝しています。ルーローハンに魚のスープを合わせましょう。
秀明豬心冬粉Hsiu Ming
旗山の旧市街で地元に長く愛される一軒。客のお目当ては、豚ハツなどのモツを春雨と一緒に澄んだスープで仕立てた一杯です。もうひとつの定番が、目玉焼きをのせたルーローハン。
哈瑪星黑旗魚丸大王Hamasen Black Marlin Fish Ball King
哈瑪星の代天宮のそばにある、1950年代創業のつみれの店。地元のクロカジキでつみれを作っています。頼むならつみれ盛り合わせのスープを。
出典


